ニキビは、正しい治療をすることで治ります。13歳から18歳くらいまでの思春期のニキビは、一般的なケアで自然に治りますが、20歳以降のニキビや吹出物はセルフケアでは治りにくく、医師の治療によって3ヶ月程度で完治することができます。思春期のニキビは、男性ホルモンの影響によって、皮脂腺の周囲が硬くなるため、徐々に出口がふさがってしまい皮脂が分泌されず横に膨らんで腫れた状態になります。そして、皮膚の表面にいるアクネ菌や雑菌に感染して悪化していきます。はじめは白く、皮脂腺の入口が雑菌によって黒っぽくなり、そして手で触れたり、表在菌が感染して赤いニキビになります。赤ニキビの場合は、病院での治療が必要になります。皮膚科ですと、一般的に抗生物質を処方しますが、私は抗生物質はできるだけ使いたくないので、まずは婦人科での治療をしてから、最後の最後にどうしても必要な場合、抗生物質をと考えます。大人のニキビ・吹出物は、ストレス・偏った食事・睡眠不足・不規則な生活習慣が主な原因です。吹出物が出る場所は、顔・背中・おしりが多く、背中とおしりは不潔な状態から生じるものなので、清潔にすることで簡単に完治します。逆に、顔の場合は洗顔のしすぎも原因のひとつです。皮膚の表面は、保湿とバクテリアで守られています。洗顔を丁寧にしすぎることで、肌を守っている大事なバクテリアをなくしてしまいます。洗顔は、肌への刺激となるスクラブ洗顔などは使用せず、よく泡立てたボリュームのある泡を肌にのせる感じで優しく洗いましょう。決してゴシゴシしないこと。また、タオルで水分を拭き取るときも、擦らないで優しくおさえるようにします。ニキビ肌の方は、血液の温度をあげて基礎代謝を促すお風呂に入ること、そしてバランスの良い食事、ストレスをためない生活を大事にしてください。そして、吹出物は便秘が原因の場合もあります。腸に有害物質がたまると、皮膚から分泌しようと吹出物になります。とくに、お酒やたばこを吸う方に多いです。婦人科では、赤い吹出物の場合、ビタミン剤、抗アレルギー剤、ホルモン剤によって、3ヶ月ほど治療します。吹出物を触ったりせず、医師のいうとおり治療をすれば、だいたい3ヶ月で自然な状態に回復します。お化粧は、油分が含まれているので、ノーメイクが一番理想ですが、パウダーファンデーションなどのナチュラルメイク程度にしておきましょう。