化粧品で根気よくお手入れしていても、肌の悩みが思うように改善しない場合、美容皮膚科や美容外科で行われる美容医療があります。病院によって治療内容は異なりますが、一般的に美容皮膚科ではメスは使用せず、エステサロンでは許可されていない、ヒアルロン酸を注射したり、ケミカルピーリング、レーザーなどの治療をするのに対して、美容外科ではメスで切ったり縫うといったプチ整形などを行います。最新の美容医療は日々進化していますので、どの方法を選択するか迷う方も多いと思いますが、臨床データが豊富でしっかり安全性が認められているものを選ぶましょう。例えば、毛穴のトラブルには、ケミカルピーリングやビタミンCイオン導入の方法があります。ケミカルピーリングは、自宅でセルフピーリングできるコスメよりもずっと高濃度の酸を顔に塗って、角質をはがして肌の再生を促進します。コラーゲンが増加するので、たるみによる毛穴が小さくなりますし、余計な角質も取れるので毛穴の詰まりにも効果的です。また、シミ取りの治療には、レーザー治療とレチノイン酸、ビタミンCイオン導入があります。光を当てるフォトフェイシャルという方法もありますが、シミ取りにはレーザー治療の方がより有効です。レチノイン酸は、コスメにも配合されているレチノールより強力なビタミンAの一種で、目の下の小ジワに使います。継続して使用することで、メラニンの排泄を活性化して、コラーゲンの生成も促進するので、シミ・シワ両方のケアに適しています。最も重要なのは、病院選びですが、料金よりも、評判や実績で選ぶことがリスク回避につながります。最近、美容医療トラブルが大変多く、若い年代ではネット広告が発端のケース、高齢者ですと新聞の折込広告による被害が増えています。ある81歳の女性は、たるみを治す治療に580万円も請求されたそうです。そういった悪質な被害にあわないためにも、美容医療の口コミサイトや、医師の詳細情報を公開している美容医療プラットフォーム「IKKI」などで調査してからよく見極めて、いくつかカウンセリングを受けてみて、誠実に受け答えしてくれる医師を選びましょう。